デカール

自作デカール(白いヤツが…?!

白いヤツが?!

なんとハイキューさんから白いトナーが売られてるらしいです。

白っちゅうか蛍光ホワイトだそうですが。。。

それでも凄いですことです。

まぁ、プリンターも機種限定なんで、安い買い物とは言えません。

両方買ったら5万超えるかな?

また、MDプリンターの様に「ページ合成」機能とかあるワケもなく、ピッタリ位置合わせして重ねて印刷とか絶対無理なので、白ベタなシルエットデカールと通常の4色刷りデカールの2枚を作って重ね貼りすることになります。

いろいろ参考までに。ハイキューさんのブログ貼っときます。

 

リコー RICOH SP C250L・C260L用

専用トナーとのことですが、C250Lは旧型機、在庫限りのようです。

その分安く探せるかもですが、この為にわざわざ買うなら新型にしとけって思います。

 

これで白下地だけ作れれば、重ね貼りするカラーの方はインクジェットでも良いワケなんだけども。。。

 

問題なのはインクジェットで印刷可能なデカールシートです。

古くは「スーパーカル」、ほんの数年前までは「ミラクルデカール」なんていう“インクジェット対応”デカールシートを やおやでも扱っていたのですが、…どちらも過去形です。

大手通販サイトで探してみても、引っかかるのは「売り切れ」ばかりでした。

ただ、ミラクルデカールの方はメーカーから通販出来るようです。

( ⌯᷄︎ὢ⌯᷅︎ )

 

他には?

ガイアノーツとかA-oneとかでも無かったっけ?

はい、あります。

ガイアノーツ

M-02c おうちdeデカール クリアータイプ A6 ¥600(税別

【「おうちdeデカールクリアータイプ」はご自宅のインクジェットプリンタで気軽に本格的なオリジナルでカールが作れるキットです。】

 

エーワン A-One

自分で作る デカールシール 透明タイプ A4 ,はがきサイズ オープン価格

【インクジェットプリンタで少量から簡単にオリジナルのデカールシールやステッカーが作成できる「自分で作るデカールシール」「自分で作るステッカー」全8アイテムを発売しました。

水を使ってピッタり転写できるシールが作れます。自然な仕上がりの透明タイプです。】

 

これらはどちらも同じタイプです。

どちらもインクジェットで印刷出来るのですが、使い方にヒトクセありまして。。。

・まず、作ったデータを左右反転して鏡像印刷します。

・その上から接着剤シートを重ねて貼り合わせます。

・図柄ごとに切り離したら印刷面(接着剤シート側)を下に向け、貼付け位置に合わせます。

・台紙に水を透けるくらいに含ませて暫く待つと、台紙が剥がせてデカールは貼られている。。。

というものなのですが、が、ががが…。

位置合わせは水を含ませる前にしか出来ません。

その段階では台紙は透けてはいないので、キッチリと位置を合わせることが困難です。

向きというか、角度も「だいたいこんな感じだよな?」っとヤマ勘勝負です。

 

投資少なめでお手軽にチャレンジは出来るのですが、白下地の問題+位置合わせの問題と、かなり用途が限定されてしまいそうです。

 

ヘ(-′д`-)ゝ やれやれ…。

 

自作デカール(プリンター

自作デカール続きます。

 

出来ないんだぜ?

ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀︎ヽ(゚∀゚︎ヽ(゚∀゚︎)ノ゚∀゚︎)ノ∀゚︎)ノ゚)ノ)ノアヒャヒャ

 

なんて煽るだけ煽りましたが、出来ない理由は「プリンターの性能、機能」

そして印刷する「デカールシートの特性」に因ります。

プリンターには、機種によって機械的な違いも在りますし、それぞれのインクやトナーの違いも大変大きな問題なのです。

 

いつの間にやら、パソコンやプリンターを個人で所有することも珍しくないのですが、個人ユースのプリンターのほとんどは“インクジェット”方式だと思います。

 

今でこそ、いろいろと改良されて多くの種類の紙にも対応、印刷出来る様になったインクジェット機ですが、当初はインクが染み易く、且つ、滲み難く、且つ、乾き易いなどの“専用用紙”に印刷しないと悲惨だったものです。

補助的に“下地用スプレー”なんてものがあって、専用皮膜を作ってやって印刷していたのも懐かしい話しです。

 

さて、自作用に売られているデカールシートはどうでしょう?

例えばファインモールドの

DC01 クリヤーデカールセット ¥580(税抜き

DC02 ホワイトデカールセット ¥760(税抜き

のどちらもが

【※熱転写式プリンタまたはレーザープリンタでパソコンデータが印刷可能です
(インクジェット式プリンタ不可)】となっています。

HIQ PARTSの

 [CLDTH-B5]クリアデカールTH B5サイズ ¥1000(税抜き

【家庭用のレーザープリンターやALPS製MDプリンター(販売終了)などを使って、自作のデカールが作れるデカール用紙です。】です。

ウエーブの NEWクリアデカール ¥1200(税抜き

【アルプス電気のマイクロドライ・プリンタ(溶融型熱転写方式)を使えば、パソコンで自作した図版データをデカールとして印刷することが可能です。

※インクジェットプリンタではご使用頂けません。

。。。もう、わざわざ赤字で書いてありますね。

(いづれもメーカーホームページより)

 

ほとんどが熱転写式かレーザープリンター、もしくは手書き用ですね。

 

熱転写式。。。伝説のMDプリンター(ALPS電気)ですね。

これ持ってれば問題無いのですが…

既に生産終了、どころかメーカーの修理対応も2015年5月末で終了。

インクなどのサプライ品の販売までもが終わっちゃったそうです。

固形顔料インクを熱転写するという特殊なプリンターで、デカールの自作だけでなく、個人的には「クリエイティブな仕事で考えたらこれっきゃないだろ?」だったのですが。。。

MD-2300S,MD-1000,MD-5500と3台のMDシリーズのお世話になりましたが、もう全く動きません。

 

今更良い状態のモノが手に入るとも思えませんし、とてもお薦めはできないですね。

 

家庭用カラーレーザープリンターは普通に入手可能です。

新品でも¥15000くらいからあるので専用に買増ししちゃうのもありでしょう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

リコー RICOH SP C250L(512617) 取り寄せ商品
価格:16300円(税込、送料無料) (2018/2/12時点)

ただ、家族共用で使うなら、勝手にレーザーにしちゃうのは後々揉める素かもなのでご注意ですぞ。

 

レーザープリンターはトナー(顔料?色の粉?)を紙に熱で固定するモノで、コピー機みたいなもんです。

オフィスで使われてる事が多いので、こっそり会社のプリンターで…。

なんてのは自己責任でw。

もちろんトナー代云々もあるけども、「指定外用紙使って壊した」とか、ね。

(*ノω<*) アチャー

 

で、トナーも黒以外は透けてるので、白下地必須です。

。。。。

。。

またか…っと、思っていたら?!

 

続くw

自作デカール

自作でデカール…

自由に作れたらいいですよねー

・:*:・ (〃∇〃)・:*:・ ポワァーン・・・

 

でもでも、残念なことに

なかなかに「自由に」というか、思い通りに作るのは難しいです。

「パソコンで作図してプリント出来るんでしょ?」

と思われがちですが、ことはそんなに簡単にはいかないのでした。

チッチッチッ (*・д・)b゛

 

「自由に」 でなければ自作可能です。

なんじゃそりゃ?

( ゚д゚)ポカーン

 

つまり、いろいろと制約があるってことなのです。

 

手書きで自作ならば別ですが、パソコンで作図して印刷の場合…。

 

“お手持ちのプリンターは何ですか?”

 

これ大事!

で、 “これから始めたいひと” にとってはとってもでっかい障壁なのだったりするんだな、これが。

 

「パソコン使って自作するデカール」…。

もちろん品質は劣るだろうけども、キット付属の様なモノが出来る

・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・ポワァァァン・・・

 

とか思っていませんか?

 

出来ないんです

 

ぇっ?

 

出来ないんです

 

基本、プリンターには白インクがありません。

つまり“白い印刷はできません”

 

「…白い部分の無い図柄、デザインなんだけど?」

 

なるほど、黒ベタなら出来ますよ。

そう、“黒ベタ”。 黒一色です。

カラーはおろか、グレーでもダメですね。

 

プリンターの印刷は、「白い紙」に行うのが鉄則です。

デザイン上の白い部分は、「紙の白さ」を利用しています。

つまり、白い部分は白抜きです。

「インクが着いていない」んですね。

また、色の部分も「紙の白さ」が透けて見えることで発色しています。

グレーでもそうです。

例えば、“青い”部分に“赤い”印刷を重ねれば“紫”になっちゃうワケです。

貼る部分が“途中まで青、途中から黄色”なら“青いところは紫、黄色いところは橙”になっちゃうと。

 

この条件でデカールを作るには

・下地を白くする。(白いところに貼る

ってことになります。

 

白くないところに貼るためには

・白いデカールシートに印刷する。

ってことになります。

 

なーんだ、それで良いんじゃん♪

 

では、印刷したデカールを “図柄ギリギリ”で奇麗に切り出して下さい。

もちろん、“抜き”の部分があるデザインの場合は奇麗に切り抜くのを忘れずに…

 

 

( 」゚Д゚)」オーイ!

 

長くなっちゃうので、問題山積のまま…つづく

デカール 2

ちょっとハウトゥーっぽいことをやってみようかなと…

※基本的に「個人の感想です」&「我流です」

 

1では、糊を水に溶かしすぎない様に貼ろうね、って話しでした。

糊のたっぷり残ったデカールであれば、それだけでも剥がれ難いですが、

糊の厚みがクッションになるからか、その分馴染み易いと言いますか、密着しやすいように感じます。

「たっぷり在ったら厚みが気になる」ではなく、密着させてから余分な糊や水分(もちろん気泡も)を押し出すわけです。

 

デカールをより密着させる裏ワザに、仕上げ(完成)の如何に関わらず、“先ず光沢で塗装する”なんてのがあります。

模型用塗料は実は基本光沢(つや有り)なモノに、細かな粒を混ぜて表面をザラザラ(梨地)にし

そうすることで模型に当たる光を乱反射させて、光沢には見えなくしているのだそうです。

ところが、その僅かなザラザラでデカールが密着させ辛くなり、シルバリング(デカールが密着していない=間に空気が入っているので、特に印刷の無いフィルムだけの部分などが白っぽく光った様に見える)を起こし易くしているのです。

だから、先ず光沢に塗装し

デカールを密着させて貼り

それからオーバーコートすることで好みの、目的の、ツヤに仕上げるというワケです。

 

より、密着させる為には

デカールが柔らかいほど良いし

糊がクッションになる方が良いよね

 

 

つづく

 

 

デカール 1

ちょっとハウトゥーっぽいことをやってみようかなと…

※基本的に「個人の感想です」&「我流です」

 

「デカール」「スライドマーク」「水転写シール」……

無いと困るし、多かったりでっかかったりすると尻込みしちゃったり

 

デカール基準で作るもん選んじゃったりとか

(ノ≧ڡ≦) テヘペロ

 

苦手なひと多いんでしょうね アドバイスを求められる率高いっす。

じぶんも得意じゃないんだけれどもW

 

・巧く貼れない

・剥がれてくる

・馴染まない

・ひび割れる……

 

いろいろありますが、もっとも基本的なとこ間違えてるひと多いです。

驚かれるし、「やってみたらできました!」な報告戴くことも多々。

 

「何秒くらい浸けてます?」

チョー基本ですよね。

じぶんは数秒です。極端なはなし潜らせるだけ。

 

 

貼る部分、1ヶづつに切り離したら、水に潜らせる程度で引き上げちゃいます。

もちろんその時点では全く貼れません。

台紙の上でピクりともずれません。

潜らせたら暫く濡れタオルの上とかに置いときます。

じわじわと台紙全体に水が染みて行くのが目でわかるくらいでOK

 

行き渡らない様なら、も一度サッと潜らせたり、スポイトで滴下したりしてやりましょう。

そのうち染み込んだ水分で“のり”が溶けてきて、台紙の上でズリズリずらせる様になってきます。

待っても動かない様なら、も少し水気足してみましょ。

 

・動く様になったら、貼る位置まで台紙ごと持ってって合わせ

・ちょっとづつデカールを台紙からずらして【スライドして】、貼る位置のところの端にデカールが来たら指や綿棒とかで抑えながら

・スルっと台紙を引き抜きます。

・湿ってるウチに位置調整したら、余分な水分、のり分、空気を押し出しつつ圧着

 

さ、貼れたよね ♪

(」゜ロ゜)」 ナント

 

水の中でずれる様になるまで待ってたら、のりはほとんど水の中に溶け出しちゃってます。

そんな状態でも、例えば、濡れた紙片をガラスとかに貼付けることは出来ちゃうわけで、巧く密着してれば乾いても剥がれないこともあります。

でも、やっぱりのりは足りないワケだから大概は剥がれてきちゃいますよね。

 

…つづく( ´-`).。oO