2019年 3月 の投稿一覧

数なんだよ?

さて、おなじ売上額なのに数が売れる方が良いのは?

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って言うか、良い模型屋さんってどんなお店ですか?

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安い?

品揃え?

接客?

店員の知識?

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全部大切だけども、どれかひとつ優先するなら?

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じぶんなら品揃えがいちばんでしょうかねぇ

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あ〝ーー

言ってて申し訳なくなるネタだったり

ε-(;-ω-`A)

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在庫たっぷり積み上げる為にはガンガン売れてなきゃダメっしょ?

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模型屋在庫は基本買い切り

雑誌すら「売れ残ったから返品」「売れないから他のと交換」はありません

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需要少ないから初回出荷でも数千個

メーカーさんが数年掛かりでやっともとを取る様な商品

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模型がそれくらいしか売れないなら

あれこれ山ほど積み上げて食べていくって大変だと思いません?

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1個2個仕入れる

1個売れる

まだ赤字

2個目売れる

やったー♪

でも

1個追加入れる

この時点でちょっとだけ黒字

(一番利幅の大きいメーカーのを定価販売 且つ 全く営業経費考慮せず)

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初期ロットが数千個で地方分がその半分以下で

1店あたりがごにょごにょだから

基本ほとんどの商品は利益なんかごにょごにょごにょ

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追加が来ない限定品、追加取らなくても怒られなさそうなマイナーバリエーションを売り切りゴメンにすることで辛うじてごにょごにょごにょ

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ま、みんなこの不景気が悪いんですけどね(ぁ

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戦いは数だよ、兄貴!

さて、実際のところ

模型って売れてるんでしょうか?

寂れてるんでしょうか?

いろいろと濃いひとたちにとっての環境は信じられないくらい進んで来ましたよね。

キットそのものが進化しているし

一昔前では考えられない様なマニアックなアイテムも平気で出るし

素材、工具、塗料も充実しているし

ネット、展示会などの交流も活発です

「なにこいつ不安煽ってんの?」

そんな風に思われる方も多いかもしれません

でも、一方で模型店潰れていませんか?

それも結構な有名、優良店が

地域最後の店が無くなっちゃったりしてませんか?

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今年(2019)になってから気になったネットでのネタが2つありました。

ひとつは某誌付属のマガジンキットです。

1/72 レシプロ単座戦闘機

そりゃもう凄い内容です。

モールドもさることながら、パーツ割りから見直された全く新しいキットです。

「それがなんで付録なんだよ?」

「一般販売しないのかよ?」

「まぁ、このアイテムは雑誌側との約束とかで仕方ないんだろうけど、これからの製品はこのフォーマットで出るんだよね?」

しかし、そう簡単にはいかない様です。

「だって普通に売り出したって数売れないもん」

つまり今の模型の需要では、そこまでの内容のキットは

“開発も発売も” 諦めてね …

がメーカーの見解ってわけです。

興味ある方は、某誌某号発売日過ぎあたりの某メーカーの公式ツイッターを探してください。

まさに「キーワードはいちまん」…だよね。

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さて、もうひとつが「売上高」ベースで分析してたブログ。

※気になる人は“模型 売上高”でググってね

面白い目の付けどころに「なるほどな…」と思わせられること多々ありました。

ただ、決定的に見落とされている点が気になります。

いや、模型店目線な話しなんで

「知らんがや!」

で済まされちゃってもしょうがないんだけども…。

それこそが

「戦いは数だよ、兄貴!」なのですよ。

300円のキットが10個売れる

3000円のキットが1個売れる

どちらも売上は3000円ですね。

メーカー、アイテムにより多少の違いもあるけれど

基本、利益も同じです。

だけれども!

店的には10個売れるモノの方が良いのですよ。

ひいてはメーカーにとってもね。

何故ならば、模型屋の在庫は“全て買い切り在庫”なのだから。

そして、一切値引きなしで定価販売したとしても

「2ヶ仕入れて1ヶ売れただけでは赤字」だよ、と。

もちろん営業所経費は計算しないでの話し。

第一次ガンプラブームのガンプラはほぼほぼ1ヶ300円。

今や20000円のガンプラもある時代。

それなのに

単価が数倍に、十数倍に、上がっているのに

模型専門店の棚に在庫が溢れているのなら

売上高は減っていない なんてのは

なんの慰めにもなりはしないのですよ。

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メーカーが想定する初回出荷数…

1つの店で初月に売れるであろう数を幾つだと思って決めているんでしょ?

ってはなしですよ。。。

いや、そんなこと構っちゃいられないんでしょうけどね

つづく

なんだかなぁ〜(やはり

WordPressがver.5に更新されてからというもの

投稿がタイトルのみしか表示されないっていうナゾ現象?

じぶんだけ?

編集画面で「本文コピペ」をメールでiPhoneに送って

iPhoneアプリのWordPressから投稿したらば反映されたという。。。

っていう愚痴をPCから投稿したらやっぱり見えないのかな?っていうテスト。

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やっぱダメでしたぁʅ(◞‿◟)ʃ

なぜ「絶滅危惧種」なのか

さて、絶滅の要因ってなんでしょう?

かつて、大きな気候変動で地球規模で多くの生物が絶滅したこともあります。

現代では乱獲、開発などで特定の生息域の消滅、農薬、環境破壊、外来種などによる淘汰など。

繁殖、子育てに必用な環境の変化

餌となる他の生物、植物が先に減少することもそうでしょう。

住むところが無くなる

食べるものが無くなる

育てるところが無くなる

生まれなくなる

じゃ、模型の場合は?

ユーザーが減っているのならその要因は?

生息域、住環境の変化

生まれない、育たない…

これは町に“駄菓子屋、文房具屋、おもちゃ屋”が無くなっちゃったことがあたりそうですね。

10歳以下のこどもたちの行動半径にとって、プラモデルは

自然に存在する、あたりまえに出会う  “おもしろそうなもの”  ではなくなっちゃったワケです。

そんなの関係あるか? と思われるかもしれませんね。

例えばこれはあくまでウチの例ですが…。

今では信じられませんが、平成10年くらいまでは小中学生が店内にたむろしている状況がありました。

もちろん、当時は今よりもミニ四駆やガンプラなど

こどものユーザーが大勢いました。

でも、たむろする大多数の彼らを呼び寄せていたのはゲーム機だったのです。

100円でプレイするカプコンやSNKのゲーム筐体。

狭い!五月蝿い!

大人の常連さんから言われる中、最盛期には3台のゲーム機がフル回転してました。

もちろんゲームだけを目的に来店する子が多かったのですが、順番待ちの暇つぶしに店内をうろうろするうちに模型を手にとる子は多かったですし、実際に興味を持ってくれる子、買ってくれる子たちも確実に居たのです。

いつのまにか家庭用ゲーム機のほうが面白くなって、全ての筐体は返却されました。

その後はとくに模型以外の集客アイテムは現れず。。。

ウチの様な組み立て模型のみの路面店、専門店に

は、ショーウインドウ以外には

「なんの気なしに立ち寄ったら興味持っちゃって」

なんてパターンのご新規さん開拓力はゼロに近いのです。

「原っぱがなくなったら虫がいなくなった」

みたいな…

キーワードは“いちまん”

みなさまイマイチぴんっと来ない“絶滅シリーズ”

しつこく引っ張ります・苦笑。

年末の総集編も終わったことだしそろそろかな?っと

今回は「しょんないTV」での裏話しちゃいますね。

収録はしたけども使われていないネタがいくつかありまして

最たるものが「いくつ?」に関するもの。

「しょんないプラモ遺産」

プラモデルに詳しくない視聴者にも具体的に「しょんない度合い」が判り易い目安として

「いくつくらい売れると思ってた」

「実際いくつくらい売れた」

を全てのアイテムに訊いていたんですね〜。

まぁ、5時間くらい掛けて収録して2回分に編集しなきゃってことでしょうね

まとめてごっそり無くなっていました。

で、プラッツさんアオシマさん揃って仰る目標が

「1万個くらい売ろうと思ってた」なんですね。

1万

1万個

金型わざわざ彫って

開発費、企画、設計からパッケージなどもろもろ用意して

2000円、3000円とかで売るものの目標個数が1万個?

で、卑怯なことに(笑)2点とも先代の失敗作で勝負したハセガワさん。

「あの時代はどんなプラモでも出せば5万、10万黙ってても売れたんですけど

これはね…。」

ほっといても10万個は売れる

40年後

「売るぞ!」と企画した目標が1万個

「2千とか3千、たしかそれくらいは

え〜、…ごにょごにょ」

「売れなかったんですね?」

「まぁ、そんな感じで」

にこやかに解説席に座ってますけども

じっさいんとこ『やべー、マジかよっp!』ですよ。

「目標1万個」ってトータルでしょ?

じゃ、初回出荷っていくつよ?

仮に5千個としてもね

ざっくり50で割ったら100でしょ?

1県あたりで?

いやいや、均等なわけは無いワケで

東京周辺、大阪名古屋の大都市圏などが人口比率で沢山売るんだから地方の取り分なんて。。。

ブ・ブ〜〜〜〜ッ ×

「取り分が少ない」ワケじゃありませんよ

「売れないから作らない」んだよね?

え?

それは「しょんないプラモデル」のはなしだろ?

だと良いんですけどね

つづく