2018年 4月 の投稿一覧

プラパテエポパテポリパテ瞬着

ちょー基本ですので、ベテランさんはスルーしてくださいw

 

模型屋で売ってるパテにプラパテ、エポパテ、ポリパテがあります。

え?タイトルの瞬着ってなんだよって?

もちろん瞬間接着剤(シアノアクリレート系接着剤)のことですよ。

他にも光硬化パテなんてのもありますね。

 

「どれが良いんですか?」って訊かれるんだけども、これらは目的によって使い分けるモノなので、そこいら辺の解説になります。

 

プラパテ

有機溶剤(クレオスのMr.うすめ液とかのヤツ)でペースト状になってる充填素材。

溶剤の揮発で固まります。

表面から先に固まり始め、内側からの揮発を妨げるので厚盛りすると完全硬化するのにたいへん時間が掛かる。

また、溶剤が揮発する分痩せる(ひける)ので、薄く盛る用途、

主にパーツの合わせ目やひけ(窪み)、傷などを修正するのに使います。

※瞬着や光硬化パテもこの用途で使います。

 

エポパテ(エポキシパテ)

主剤、硬化剤を混ぜ合わせると化学変化で硬化する。

化学変化なので大きくても固まるしほとんど痩せない。

主剤、硬化剤共に固形なものが多く、硬化まで粘土の様に作業出来る。

盛り上げ、手捻りでカタチが作れるので、おおまかな形、有機的な形を作りやすい。

タミヤほかからの模型用以外にも、ホームセンターなどで各種建材用が売られていて、練り具合、硬化時間、切削性などからそれらも愛用しているモデラーも多い。

 

ポリパテ(ポリエステルパテ)

ペースト状の主剤に硬化剤を練り混んで化学変化で硬化する。

化学変化なので大きくても固まるしほとんど痩せない。

プラパテの様に修正で使うことも、造形することも出来る。

ただ、硬化まであらゆるモノにベタ着くのと、イマイチ緩いので思い通りに盛り上げたりひねり出したりは出来ない。

大雑把に“盛り上げては削り出す”を繰り返すしかない。

大量の削りカスを覚悟しよう。

 

 

と、主な使い分けはこんな感じ。

それぞれの注意点とか、おいおい書きます。

 

って、いつの話しだよ ヾ( ̄o ̄;)オイオイ

 

 

 

 

キムワイプ 理系が愛する紙ワイパー

キムワイプ、ご存知ですか?

ウチでも地味に扱ってますけどこんなヤツです。

「なんだ、ティッシュか…。」

って、まぁそうなんですけども

ここは『紙ワイパー』と言ってやって下さい。

もともと海外メーカーの開発で、日本でライセンス生産されてます。

云く“研究検査・分析の定番!スモールサイズ。小さく細かな実験器具や部品の拭き取りに。”

“毛羽立ちや紙粉が少なく、拭き取り後も繊維が目立たない
独自のクレープ加工により、高い拭き取り性を実現。”

“理系が愛する”だのだの…。

 

紙製のウエス(油や汚れを取るシート)。

主な使用用途は、実験器具の清掃。ティッシュなどと違いパルプくずが出ないため、わずかなゴミや不純物等で結果に影響の出る実験には欠かせない。

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300〜400円もあれば5ヶ組みBoxティッシュが買えちゃうご時世に1ヶ200円(税別)だったりもするワケですが、メーカーの性能比較ページで「低発塵性」の星 4.5 !は凄いことでっせ?

 

筆やハンドピースのお手入れに如何?