ちょっとハウトゥーっぽいことをやってみようかなと…
※基本的に「個人の感想です」&「我流です」
それでは先ずラッカー系から。
GSIクレオスのMr.カラーとガイアノーツのガイアカラーを扱ってます。
(モデルカステンから発売されているカラーは「製造元:ガイアノーツ株式会社」です。中身はガイアカラーとおなじ種類です。)
フィニッシャーズ(Finisher’s)カラーもおんなじだって言うひともいますけども、さすがに乱暴過ぎるかなと?
※Model Art 2017 July 「筆塗り塗装」特集でしっかりラッカーに分類されてて( ゚д゚)
「ラッカー系」というのはあくまで便宜上な俗称で、むかしあったプラカラーの商品名が定着しちゃったもの。
「油性、アクリル樹脂塗料」が正しいらしいです。
ホントのラッカー塗料とは別物で、外壁塗る様な塗料ほどに有害なものではありません。
臭いは、揮発するものが無臭だったら危険でしょ?ってことで、わざと付け足してある「警戒臭」だそうで、成分そのもののにおいではありません。
そもそも「トルエンとか入ってたらプラモ溶けちゃうだろ!」みたいなw
お手軽に買えちゃいますが、使えない事が判っているので、そういう目的のあんちゃん達は買いには来ないし、売ったりしちゃダメだよ?みたいに指導員が廻って来る事もないです。
塗りやすく(吹き付けやすく)な濃度の調整にも、用具の手入れ、洗浄にも専用の薄め液が必用です。
一般的なプラカラー3種(ラッカー、アクリル(水性)、エナメル)の中では
・一番色数が多い
・乾燥が早い
・塗膜が強い
のが特徴です。
Mr.カラーとガイアカラー合わせると600色以上!(2017.5現在・含セット売り分)
これは圧倒的だぁ。
もちろん併用しても、混色しても大丈夫です。
そう! 大丈夫なんです。
店を永くやっていると、じぶんでは当たり前と思い込んでることがそれほど知られていないことに驚かされます。
これもそんなひとつですね。
ガイアノーツさんが出来て、はや12年以上。最初の商品は各種薄め液でした。
もちろん1色もカラーを出していない時です。
いま、ガイアカラー用薄め液として売られている“T-01”はMr.カラーなど用として売り出されていたものなのです。
ガイアさんのサイトにも「ガイアカラーをはじめ、溶剤系アクリル樹脂塗料(通称ラッカー系塗料)を薄めるための基本的な溶剤です。」とはっきり書かれてますね。
乾燥が早いのは、メリットでもデメリットでもあります。
どんどん次の作業へ進めるのはありがたいことだけれど、塗りムラ、筆目が出来やすいってことなので慣れが必用です。
よく言われる「筆を返すな」とか「重ならない様に立て立て…乾いたら横横…」とか、なかなか出来るこっちゃありません。
まぁ、少々のムラはクリアコートでごまかせちゃうので、それも効果のウチと楽しんじゃって下さい。
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