ちょっとハウトゥーっぽいことをやってみようかなと…
※基本的に「個人の感想です」&「我流です」
模型用塗料の特徴はなんといっても「分離、沈殿すること」ですw
なんだそりゃー!?って感じではありますが、諦めるしかありません。
大雑把に言えば、模型用塗料とは「顔料(まれに染料)」と
顔料を模型表面に固着させる為の「クリアー樹脂」と
樹脂を液状に保つ「有機溶剤(薄め液)」の3種類の混合物です。
溶剤が揮発して、樹脂が固まり、顔料を固着させます。
顔料と樹脂が分離沈殿してしまうので、撹拌しないと使えません。
振ったくらいじゃ混ざりません。
GT73 Mr.撹拌用メタルボールなんていう。商品もありますが、よりよく混ぜる為の補助的なものかなと。
で、基本的に混ぜないといけないものなので、混ぜ合わせないと「本来の色」になりません。
顔料の重さによって分離沈殿していますので、完全に混ぜ合わせないとその色に成らないのです。
それぞれの色ズバリの顔料を用意しないで済む分低コストなので、価格も抑えられているとも言えるのだけど、既製品にはない色をじぶんで調合するのは難しいです。
理屈的には、パソコンのプリンターのインクとおなじ考え方なので、隠蔽力(下地を塗りつぶす力)の弱い色も多いですね。
黒の混ざらない、澄んだ色ほど透けやすいという……。
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