コンプレッサー
「ハンドピースだけでも高いのに買えないよ。」
(´・ω・`)
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確かに安くは無いのだけれど、せっかくエアブラシ塗装に手を出したなら、是非とも早めにコンプレッサーも
出来る事ならば一辺に購入することをお薦めします。
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せっかく高いハンドピース手に入れても、微妙なグラデーションなどのエアブラシならではの塗装をするためには、エア缶だと圧が高過ぎてピースの性能を100%活かせないのです。
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例えば「細吹きをしたい」とします。
ピースを目一杯絞り込んで吹いてはみても、塗料は放射状に吹き出されるワケで、それだけでは広範囲に着いてしまいます。
かっちり塗り分けるならマスキングすればいいのだけれど、ボカシたいなら、ふわっと載せたいならそうはいきません。
マスク無しでピースの説明書きにあるような 目一杯細いラインで吹き付ける為には対象に近づけて吹くしかありません。
しかし、圧が高いままに近くで吹けば、ブシャっと周りに飛び散ったり垂れちゃったりと酷いことになっちゃいます。
市販のエア缶はスプレー缶並みの圧があるので、広範囲に一気に吹くのにちょうど良く、それ以外な吹き方には向いてないのです。
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因にエア缶でも、ホースを繋ぐジョイント金具のバルブの開き(押し込み)加減で多少の調節は出来ます。
ただ、あんまり絞り込み過ぎると出ないですし、せっかく調整してもあまり安定してもくれません。
ヒントは液化ガス&気化熱&体積だ。
エア缶の中身は液化したガスです。
それが気化して出てくるんだけども、そのとき気化熱ってやつで冷たくなっちゃうんだな。
で、気体は冷たくなると体積がちっちゃくなっちゃうワケで、
つまり圧が下がっちゃう、と。
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ちょろちょろで出したくて低く調整したのに、吹いてるウチに温度下がって更に圧が下がって。。。
って、出なくなっちゃうジャン?
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と言うか、吹いてる最中に圧が変わるのは結構ヤバいです。
エアブラシ塗装は、ピースの口径だけでなく、塗料の濃度とエア圧(流速?流量?)でも噴霧される粒の大きさが変わるのです。
意図せぬところで粒子の調子が変わるってのは好ましくありません。
最悪、塗料が霧になれなくて「ブブッ!」って粒になって跳んじゃったりした日には、上からどんだけ塗り重ねても誤摩化せません。
完全に乾いてから、ペーパー掛けて均すしかありません。
また一から吹き直す羽目になりますね。
やっぱりエア源は、機械的に安定して供給されるに越した事ないのです。
で、また「買ってね」って話しかよっp! みたいな。
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ま、平均して月2本くらいはエア缶消費してるなら、そりゃさっさと買っちゃおうよだね。