シタデル ゲームズワークショップから、専用塗料が販売されています。

ネットや模型誌でも話題になっているので、“シタデルカラー”が気になっているひとも多いのでは?

 

・隠蔽力が高い

・発色が良い

・臭くない

・乾燥が早い

・他の塗料を犯さない

・他の塗料に犯されない

とかとか言うけれど…

さて、シタデルカラーってどんなもの?

ウチでは取り敢えずこう答えています。

「判りやすく言うなら “ 絵の具 ”かな。」

 

絵の具ですか?   絵の具です。

(。ì _ í。)マジだから!

 

シタデルカラーを使うにあたって用意するものはこれです。

筆洗(バケツ),パレット,ペーパータオル(雑巾)

まんま絵の具ですよね。

溶剤、うすめ液は?

 

ありません。

 

専用のものは販売されていません。

薄めるのも洗うのも “ 水 ” だけです。

 

臭いは…有機溶剤臭は皆無です。 入ってないし。

ちょっと顔料っぽいっていうか、絵の具なにおいです。

 

絵の具、絵の具言うけど、それでちゃんと塗れるのか?

ごもっともな疑問です。

絵の具はあくまで使い勝手な例えですけども、やっぱり絵の具です。

ただ、絵の具にもいろいろ種類がありまして、ここで言う絵の具とは

“ アクリル絵の具 ”のことです。

(水性アクリル絵具は、20世紀に入って登場した合成樹脂、アクリル樹脂エマルションを展色材とする絵具。乾くと耐水性を持つ。
展色材:色を展(の)べて定着させる材料。)

 

有名どころだと「リキテックス」とかですね。

( リキテックスのアクリル絵の具やメディウムをオススメする7つの理由 )

 

だからなに?

絵の具は絵の具、模型は塗れない、と思うひとも多いかと思いますが、なんとかなるもんです。

汚しやぼかしなどに油絵の具を使うのは珍しくないですね。

実は小さめなリアルフィギュア以外にも、絵の具で全塗装してる例はあるみたいですよ。

「雑誌作例」レベルで。

まあアクリル絵の具は、紙以外にも石とかプラとか、わりと素材を選ばず塗れるんで、オブジェとかで使われてる画材ですからね。

シタデルカラーも、プラカラーに比べてはじかれ易い様な感じはありますが、かまわずじゃぶじゃぶ塗っちゃうと一幕塗料の皮膜が出来て来て、そうなれば普通に塗れるようになって来ます。

なんか話題の “ 水溶きアクリル ”みたいですね。

 

で、用意するもの “パレット” が活きてきます。

特に混色するつもりはなくても、一旦パレットに出して使って下さい。

ボトルからのナマで使うことも出来ますし、そうやって使い易いボトルデザインなんだけれど、ナマで広い範囲を塗るにはちょいと濃いめな塗料です。

 

そこで…

・パレットに出した塗料を

・水含ませた筆で様子みながら融いていくと

・パレットに塗り広げ易い濃さが判り易い

…というワケです。

 

パレットに塗りやすいってことは、模型に塗るにもちょうど良い濃さなのです。

先ず、“ひとまく作る”為にも、最初はやや薄めにする方がやり易いですね。

はじくから “濃いめにべっとり” 乗せるのは逆効果です。

 

ボトルに直接水を入れるのは適量が判り難いし、混ぜることで反応始まっちゃう、固まり始めちゃうもとだそうです。

公式では、

・ボトルを直接かき混ぜることも

・なにかを混ぜることも

「おすすめできません」って言ってました。

 

長くなっちゃうので続きます。

 

今日のまとめ

シタデルカラーは

・水で使える

・絵の具みたいな使い勝手

高いけどね(ぇ?