コンプレッサー続きます。

 

音量以外のポイント行きましょう。

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圧力とか排出量も大事です。

での前振りは「主に何作ってるの?」だっだのに他からしゃべり過ぎ?

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例えば、大きな模型の好きな人。

つやつや、テカテカ、ギラギラなのが好きな人。

サフ他もピースで吹きたいひとは、そこそこの圧が出せる機種がいいですね。

大抵のコンプレッサーでの吹き圧調整は途中で逃がすだけ。

いわゆる減圧です。

大抵の機種には特に切り替え、調整のスイッチなどは付いてなくて一本調子で排出量も圧も決まっちゃっている(それしか出来ない)と思って下さい。

だから“逃がして(抜いて)減圧”するんだけども、って事は逆に量を増やすとか圧を上げるとかは出来ないワケです。

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そこそこの圧が必用なひとは…

・もともと圧の出せる機種を選ぶ

もしくは

・圧が必用な時にはエア缶を使う

ってことになります。

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せっかくコンプレッサー買うのにエア缶も買うのか?! って思いますが、

たまにしか圧は要らないのであれば、その為に高額な機種や五月蝿い機種を選ぶよりも

圧の必用な時にだけエア缶も使うってやり方の方が、結果安く済むかもですよ?

もちろんピースの洗浄などにはコンプレッサーを使うので、エア缶のコスパも良くなります。

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ってことで、主に作るジャンルやサイズなどでもお薦めが変わるのです。

 

排出量は“1分間に送り出せる空気の量”。

まぁ、肺活量と言いますか、水道管の太さと言いますか、まあそんなもんです。

圧力は高くないけれど、排出量は多い機種なんてのもあるんです。

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例えばクレオスのリニアコンプレッサーのL5,L7,でいくと

定格圧力は共に0.1MPaですが、吐出空気量(※)はL5が5.27l/min.0.05MPa

L7は7.0l/min.0.05MPaとなっています。

※クレオスでは吐出空気量と呼んでいますね。数値とともに同社カタログより

L5、L7って5リットル、7リットルから来ている名前なんだなぁと

因に今は廃盤となったL10は10リットル/分でした。

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L10発表時のホビーショウで、クレオスブースでこんな会話をしました。

や)「圧、おんなじじゃん。」(ポップに記載されたデータ指差して)

ク)「いや、空気量2倍になったんですよ。こんどのはピース2本繋げて両方同時にでも吹けます。

L5でやったら力不足で全然出なくなっちゃいますね。」

や)「…模型クラブとかか?

2本(0.2と0.3とか)繋ぐひとはいるだろけど、ふつう同時には使わんだろ。」

( ゚д゚)ポカーン

ク)「それくらい余裕あるってことですよ。」

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L7でも2本吹けるかは知りませんけども(笑)、L5よりは余裕を持って働いてくれるワケです。

その余裕が必用かどうかはまた別の話しでもあります。

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少なくとも、同じ太さのホース、同じ口径のピースを通して出てくる空気の量が1.25倍になるなら、単位面積あたりに掛かる圧は変わらなくても、多い方が“広い面の一気吹き”とかに優位なのはわかるよね。

 

つづく